ベースが長いと、使用可能なシャフトが長くなくても全長は長くなります。細いヘッドの先に、はるかに太い中央部が続く形もあります。このサイズガイドでは、その違いを読み取り、実際の寸法をもとに比較する方法を説明します。

全長と挿入可能長は、別のことを示します
全長は、ベースや持ち手を含む商品全体の長さです。挿入可能長は、使用可能長とも呼ばれ、挿入用として示された部分を指します。始点と終点を図で確認してください。ベースはこの測定に含まれません。
全長同士、挿入可能長同士を比較してください。あるモデルの全長と、別のモデルの挿入可能長を並べると、使用できる部分の差が実際より大きく見える場合があります。
曲線のあるデザインでは、さらに確認が必要です。二つの端点を直線で結ぶ測定と、曲線に沿った測定では経路が異なります。図で方法が説明されていない場合は、同じ条件の値として扱う前にお問い合わせください。記載の挿入可能長は商品の寸法であり、使用中に到達しなければならない深さではありません。
幅と直径には、測定位置と方向が必要です
幅は、明示された方向で商品を横切る距離です。直径は、円形の断面の中心を通って横切る距離です。楕円や立体的な形では、前後の幅と左右の幅が異なる場合があります。直接測った幅は、「幅」として記録してください。
位置も同じくらい重要です。ヘッド幅、シャフト中央部の幅、ノット幅は、それぞれ別の部分です。挿入する本体の最も太い部分を確認し、そこまで形がどう変わるかを見ます。徐々に広がるのか、はっきりしたヘッドの縁で太くなるのか、独立した隆起の周りで太くなるのかを確認してください。
ベース幅は別に読み取ります。外側のベースが広くてもシャフトが太いとは限らず、ヘッドの寸法だけでは、その下の形全体はわかりません。
周囲長は、断面の周りを測ります
周囲長は、断面の外側を一周する経路の長さです。測り方は、定規を横に当てるのではなく、柔らかいメジャーをシャフトに巻く様子を思い浮かべてください。記録された値が、どの部位を示すかを確認します。
円形の断面では、周囲長は直径に円周率を掛けた値です:C = π × d。この式は円を前提とします。不規則な形を横切る幅に円周率を掛けても、実際の周囲長は求められません。同じように、測った周囲長を円周率で割っても、元の幅の測定値を再現することはできません。 円の公式の参考資料:OpenStax。
商品記録に幅と周囲長が別々に記載されている場合は、両方を残してください。数値に違いがあれば、円の公式で一方を自動的に「訂正」するのではなく、形状と測定方法を確認する理由としてください。
実際のサイズ表の例:Rovekel S
Rovekelは、丸みのあるヘッドと、中央部に向かって太くなるシャフトを持ちます。Sサイズの仕様を見ると、一つの幅や長さだけでは全体を説明できない理由がわかります。
以下のセンチメートル値は、Kervyraによる商品の直接測定に基づきます。インチは概算の換算値で、小数点以下二桁に丸めています。

| 測定項目 | Rovekel S |
|---|---|
| 全長 | 8.74 in / 22.2 cm |
| 挿入可能長 | 8.15 in / 20.7 cm |
| ヘッド幅 | 1.38 in / 3.5 cm |
| シャフト中央部の最大幅 | 1.93 in / 4.9 cm |
| 記録された周囲長 | 5.98 in / 15.2 cm |
まず二つの幅を見ます。ヘッドの1.38 in / 3.5 cmだけを見ると、より太い中央部の1.93 in / 4.9 cmを見落とします。この違いは、商品の輪郭の変化によるものです。
次に長さを比較します。全長8.74 in / 22.2 cmにはベースを含み、挿入可能長8.15 in / 20.7 cmは使用可能な部分を示します。最後に、記録された周囲長を幅とあわせて確認してください。幅は商品を横切って測ったもので、周囲長から計算した値ではありません。
Sは、このモデル内の選択肢を示します。万人に共通する開始サイズを定めたり、個人の快適さを予測したりするものではありません。全サイズの表と商品写真は、次のページでご確認ください: Rovekelの全サイズ表と商品写真。
手持ちのディルドを測る方法
使い慣れた商品は、別のデザインを比較する際の具体的な基準になります。定規、柔らかいメジャーか伸びないひも、記録用のものを用意してください。身体の外で、自然な形のまま測ります。
- 二種類の長さを記録する。 商品の全長と、説明や図で示された挿入部分を確認し、始点と終点を記録します。曲がった商品では、端点間を直線で測ったのか、曲線に沿ったのかも残してください。違う結果を作るために、まっすぐ引き伸ばしてはいけません。
- 必要な部位を横切って測る。 ヘッド幅とシャフトの最大幅を別々に測ります。方向をそろえ、測定中に商品を押しつぶさないでください。楕円形の場合は、一つの方向を円の直径として扱わず、左右と前後の幅を記録します。
- 選んだ部位の周りを測る。 表面を圧縮しないようにメジャーを巻きます。シャフトに沿って斜めに巻いたり、細い部分へずれたりしないようにしてください。ひもの場合は、両端が合う位置に印をつけ、定規に沿わせて測ります。隆起がメジャーの経路に影響する場合があるため、測った位置も記録してください。
- 測定位置を示した写真と数値を保存する。 サイズの選択肢、単位、測定位置、方法を記録します。複数の膨らみやノットがある商品は、それぞれを分けて残してください。位置を示した写真は、ラベルのない数値の一覧よりも、後から役立ちます。
記録を比較するときは単位をそろえます。一インチは2.54センチメートルです。単位を換算しても、元の測定の精度が上がるわけではありません。 換算の参考資料:NIST。
選ぶ前に全体の輪郭を比較する
比較する測定項目をそろえたら、その寸法がどこに分布しているかを見ます。同じ最大幅でも、一方は短い隆起部分で最大となり、もう一方はシャフトの広い範囲で太さを保つ場合があります。似た寸法でも、曲線、テクスチャー、硬さ、柔軟性が異なることがあります。
商品ごとに、挿入可能長、必要な幅、周囲長、各測定位置を簡単に記録してください。選択に関わる構造の情報も加えます。不足する情報は、写真から推測せず、不明と記録してください。
形状や構造について、より広く比較したい場合は、 商品選びのガイドへお進みください。サイズ表は違いを説明する助けになりますが、個人にとってどの商品が快適かを判断することはできません。
サイズ表だけでは解消しない疑問
長いディルドは、必ず太いのですか?
いいえ。長さと幅は別の寸法です。長い商品ほどシャフトも太いと考えず、実際の仕様を比較してください。
写真と仕様表で数値が異なるのはなぜですか?
小さな差は、丸め方や測定方法によって生じる場合があります。大きな差には確認が必要です。同じサイズの選択肢と測定位置を示すか確かめ、どの値が現行のものか、どう測ったのかを販売者に尋ねてください。どちらが正しいかを推測しないでください。
挿入可能長や周囲長の記載がない場合は?
その測定値と、測定位置や始点・終点を尋ねてください。想定したベースの長さを全長から引いたり、一つの幅から不規則な形の周囲長を計算したりしないでください。単に「小さいか」「大きいか」と聞くより、具体的な質問のほうが役立ちます。
まずは リアルタイプのディルド または ファンタジーディルドをご覧いただき、気になるデザインの同じ測定項目を比較してください。
更新日 ・Kervyra




